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【2021年最新版】今から学べて一生損しない!「老後に稼げる資格17選」

更新日:

年金支給の年齢の引き上げ、そしてコロナ不況による経済停滞。

不安が多い現代社会において、老後も年金と貯蓄だけを切り崩して生きていくのはリスクが高い選択肢と言えます。

本記事では、老後でも稼げる資格に注目が高まっている理由、そしてオススメの資格を一挙紹介していきます。

なぜ、老後も稼げる資格が人気なのか?

65歳から支給される「年金」と「退職金」だけでは、80歳まで生きるとして確実に赤字だからです。

再び収入を得る必要を考えると、無資格の仕事よりも有資格者の求人は好条件であり、効率よく稼いでリタイヤできるでしょう。

老後に貰える年金受給額は「夫婦2人で19万」

夫婦二人が老後に貰える年金は、2人で19万円台。

厚生労働省が発表している資料によると、平成30年の内約は国民年金で「¥55,000」厚生年金で「¥143,000」となっています。

年度 国民年金 厚生年金 合計
平成26年 ¥54,414 ¥144,886 ¥199,300
平成27年 ¥55,157 ¥145,305 ¥200,462
平成28年 ¥55,373 ¥145,638 ¥201,011
平成29年 ¥55,518 ¥144,903 ¥200,421
平成30年 ¥55,708 ¥143,761 ¥199,469

データ引用:厚生労働省「年金制度の概要及び基礎統計」より

老後も毎月「平均26万の生活費」が必要

老後の生活費は、夫婦二人で平均26万円、単身者の場合も16万円以上になっています。

つまり、年金受給だけでは7万円は毎月赤字になるということです。

【夫婦2人世帯の場合】

項目 金額(円) 構成比
支出合計 235,615 100%
食料 65,319 27.7%
交通・通信 28,071 11.9%
教養娯楽 24,239 10.3%
光熱・水道 19,905 8.4%
保険医療 15,181 6.4%
住居 13,625 5.8%
家具・家事用品 9,385 4.0%
被服及び履物 6,171 2.6%
教育 2 0.0%
その他合計 53,717 22.8%
―交際費 25,596 10.9%
―諸雑費 20,539 8.7%
―仕送り金 1,050 0.4%

データ引用:家計調査年報(家計収支編)2018年

※上記の生活費に加え、税金と保険料は別途支出する必要があるため、毎月2万9千円はこの他にも支払うことになります。これを加算すると、平均26万円になります。

【単身者の場合】

項目 金額(円) 構成比
支出合計 149,603 100%
食料 36,378 24.3%
住居 18,268 12.2%
教養娯楽 17,082 11.4%
交通・通信 14,405 9.6%
光熱・水道 13,109 8.8%
保険医療 8,286 5.5%
家具・家事用品 4,780 3.2%
被服及び履物 3,766 2.5%
教育 0 0.0%
その他合計 33,528 22.4%
―交際費 18,281 12.2%
―諸雑費 14,488 9.7%
―仕送り金 692 0.5%

データ引用:家計調査年報(家計収支編)2018年

老後は「毎月5万~10万円」稼がないと退職金や貯金を切り崩すことに

【退職金の平均金額】

種別 1,000人以上 999~300人 299~100人 99~30人
大学卒
(管理・事務・技術職)
2,525万円 2,074万円 1,635万円 2,343万円
高校卒
(管理・事務・技術職)
2,286万円 1,978万円 1,447万円 1,713万円

※厚生労働省の資料「就労条件総合調査結果の概要」(H25年度)より

現代では、原則65歳から年金が支払われるので、今まで通り60歳で退職すると5年間は無収入となります。

この5年間の生活費だけで約1400万円必要で、それ以降80歳まで生きるとして15年間は毎年60万円の赤字。
二つを合わせると、2300万円となり大卒者・大企業の平均退職金でもギリギリ足りるかどうかです。

貯蓄を切り崩しつつ、又は維持したまま安心して生活するには、毎月最低でも5万円~10万円の収入は欲しいところですね。

だからこそ、定年後も稼げる資格が注目されているのです。
資格が必要ない仕事より、有資格者に任せたい仕事の方が倍率が低く、給与も高いので継続して働く上で良い条件になるでしょう。

定年退職後も安心「老後も稼げる人気資格一覧」

60代以降も比較的人気が高い、老後も稼げるオススメ資格をご紹介します。

平均年収・合格率、勉強時間を比較し、自分にとっても最適な資格を考えてみましょう。

資格名 合格率 平均年収 勉強時間
社会保険労務士 10% 509万円
1000〜1200時間
中小企業診断士 10~20% 780万円
1000〜1200時間
ファイナンシャルプランニング技能士 ・1級 10%前後
・2級 35%前後
・3級 50~70%
700万円
1級200~450時間
2級150〜350時間
3級100〜150時間
宅地建物取引士 16~17% 550~700万円 400時間
管理業務主任者 20%前後 410万円 300時間
建築物環境衛生管理技術者 17~23% 300~400万円
JTA公認翻訳専門職資格試験 5級は40%前後だが1級は5%以下 開業した場合、1,000万円以上も見込める データ無し
販売士 ・1級 20%前後
・2級・3級 50%前後
データなし
1級 60~100時間
2級 40~70時間
3級 20~40時間
DIYアドバイザー 30%前後 400~450万円 40時間~70時間
マンション管理士 8%程度 400万円前後 500〜600時間
電気工事士 ・第一種 60%前後
・第二種 55%前後
400~500万円
第1種 60〜120時間
第2種 50〜100時間
電気主任技術者 ・第一種・第二種 3%前後
・第三種 10%前後
400~500万円
第三種 1000~1500時間
調理師 50~65%前後 337万円 30~60時間
あん摩マッサージ指圧師 80%前後 300~400万円 データ無し
介護福祉士 60%前後 250~400万円 200時間
介護支援専門員 15~20% 370万円
200時間~300時間
言語聴覚士 60%前後 300~400万円 データ無し

「再雇用?独立?」老後の働き方から考えるオススメ資格

定年後、働き方のスタイルは再雇用・独立と主に2つあります。

この中で、どのようなスタイルで老後の仕事と向き合うのかを考えて資格を選ぶのも良いでしょう。

定年後の再雇用を目指すならこの資格がオススメ

安定した収入を目指すのであれば、再雇用で働くのことがマストになります。

定年後も働ける仕事としてオススメの資格は下記となります。

基本的に働きやすさを考慮すると、肉体労働系は極力避けた方が良いでしょう。

資格名 合格率 平均年収 勉強時間
ファイナンシャルプランニング技能士 ・1級 10%前後
・2級 35%前後
・3級 50~70%
700万円
1級200~450時間
2級150〜350時間
3級100〜150時間
宅地建物取引士 16~17% 550~700万円 400時間
管理業務主任者 20%前後 410万円 300時間
建築物環境衛生管理技術者 17~23% 300~400万円
販売士 ・1級 20%前後
・2級・3級 50%前後
データなし
1級 60~100時間
2級 40~70時間
3級 20~40時間
調理師 50~65%前後 337万円 30~60時間
あん摩マッサージ指圧師 80%前後 300~400万円 データ無し
介護福祉士 60%前後 250~400万円 200時間
介護支援専門員 15~20% 370万円
200時間~300時間
言語聴覚士 60%前後 300~400万円 データ無し
二種自動運転免許 65%前後 300~500万円 100時間

起業・独立して働くならこの資格がオススメ

適宜働く、又は在宅で仕事をするなど、比較的自由な働き方をしたいのであれば、起業・独立という選択肢が視野に入ります。

老後に独立・起業を考えているのであれば、下記資格がオススメです。

資格名 合格率 平均年収 勉強時間
社会保険労務士 10% 509万円
1000〜1200時間
中小企業診断士 10~20% 780万円
1000〜1200時間
JTA公認翻訳専門職資格試験 5級は40%前後だが1級は5%以下 開業した場合、1,000万円以上も見込める データ無し
マンション管理士 8%程度 400万円前後 500〜600時間
電気工事士 ・第一種 60%前後
・第二種 55%前後
400~500万円
第1種 60〜120時間
第2種 50〜100時間
電気主任技術者 ・第一種・第二種 3%前後
・第三種 10%前後
400~500万円
第三種 1000~1500時間

難易度で選ぶ「老後でも取れる資格」

今からでもとれる資格を考えた時に、その難易度から候補を絞るのも悪くありません。

難易度と勉強時間を考えると、下記の仕事がオススメです。

資格名 合格率 平均年収 勉強時間
電気工事士 ・第一種 60%前後
・第二種 55%前後
400~500万円
第1種 60〜120時間
第2種 50〜100時間
あん摩マッサージ指圧師 80%前後 300~400万円 データ無し
マンション管理士 8%程度 400万円前後 500〜600時間
宅地建物取引士 16~17% 550~700万円 400時間
管理業務主任者 20%前後 410万円 300時間
介護支援専門員 15~20% 370万円
200時間~300時間
介護福祉士 60%前後 250~400万円 200時間
販売士 ・1級 20%前後
・2級・3級 50%前後
データなし
1級 60~100時間
2級 40~70時間
3級 20~40時間
二種自動運転免許 65%前後 300~500万円 100時間
建築物環境衛生管理技術者 17~23% 300~400万円 データ無し

まとめ「資格を取って、老後の貧困については絶対に避ける」

定年後の貧困は深刻な問題です。

年金でもらえる金額だけで十分に生活することは難しく、働きながら老後を過ごす人口も今後どんどん増えることが予想されます。

仕事を探すときに、無資格者よりも圧倒的に選択肢が増えるのは、令和時代の老後を生きていく上で非常に有利なことです。

1日1時間勉強すれば、1年で365時間は資格を勉強できます。
将来への積み重ねが、この先大きく自分を支えてくれるかも知れません。

今回のない人生を送れるよう、令和時代の老後を戦い抜く術を考えていきましょう!

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